建設現場の手間や労力を省くことを目的とした製品についてご紹介いたします。
「キメチェン」のご紹介

橋梁老朽化の現状・老朽化対策の課題について
全国約72万橋の橋梁のうち、7割以上となる約51万橋が市町村道にあり、建設後50年を経過した橋梁の割合は、10年後には52%と増加、緊急的に整備された箇所や水中部など立地環境の厳しい場所などの一部も構造物で老朽化による変状が顕在化し、地方公共団体管理橋梁では近年通行規制等が増加 国土交通省のHPより引用とのことである。
続けて国の抜本的な対策を紹介します。
道路橋梁のメンテンスの参考写真
国土交通省における新技術やデータ活用に関する取組
Society5.0におけるi-Constructionの「貫徹」
○Society5.0の実現に向け、i-Constructionの取組を推進し、建設現場の生産性を2025年度までに2割向上を目指す
○ICT施工の工種拡大、現場作業の効率化、施工時期の平準化に加えて、測量から設計、施工、維持管理に至る建設プロセス全体を3次元データで繋ぎ、新技術、新工法、新材料の導入、利活用を加速化するとともに、国際標準化の動きと連携
対象となる社会資本の橋梁は717,391施設(H31.3.31)うち
要緊急対策施設数「判定区分Ⅲ・Ⅳの施設」
69,051施設(H31.3.31)を修繕する必要性があります。
下記に橋梁のメンテンス用の仮設足場の断面図参考図


橋梁をメンテンスするために仮設足場(吊り足場)を設置しますが現状はとび職人さんの人力であり命がけです。
橋梁のメンテナンス仮設吊り足場の写真

また長くて1年もかかることがあるメンテナンスを支える仮設足場(吊り足場)は「風」「人」「資機材」に十分耐える構造とする必要があるため、相当数の数量を必要とします。
これは高所で作業する職人さんには非常に負担の大きい作業です。
特にチェーンは一度架設すると安易に取り換えることが困難であり「リース品」という特徴から繰返し使用されているため、チェーン一つ一つに個性があります。例えば
① チェーンの伸びが一本ずつ微妙に違う。
② さびているものある。
③ どのような負荷がかかったものかがわからない。
②と③については安全を担保するために規定により、使用前に引張り試験により安全を確認する事で安全を確保しています。
しかし…①チェーンの伸びが1本ずつ微妙に違うについてはどの様に現場で対応しているのでしょうか…
現場で実際に施工している職人さんにヒヤリングしたところ
① チェーンの長さを統一するためチェーンの輪を数えてテープによりマーキングする。(例えば端から17コマであれば全てのチェーンの17コマにマーキングをする)
② テープでマークしたコマにフックをかけて長さをそろえる
③ しっかりとチェーンを張るために断面と直交方向(橋桁の長辺方向)に「スライド」して調整する。
の順番でチェーンの長さ調整をしていました。
しかし、③のスライド調整は問題があります。
問題点① スライドの角度が15度以内である事
チェーンの角度は躯体取付けフックから90度が理想であり最も強いです。安全上は少なくとも15度以内に収める必要があります。
問題点② 風などの風圧や振動により吊り足場は動く…
すなわち15度以内できちんと張った吊り足場は風の影響を受けて動き、スライドで張ったチェーンが動いてたるんだ結果、過大な力を受ける
チェーンが存在するという事が考えられます。
仮設足場(吊り足場)の点検責任者に点検ポイントを聞いたところ、チェーンは張っているのが当たり前であるとの認識があり、緩むという現状に対しての具体的な対策は
チェーンブロックによる調整が必要との事でした。
またチェーンの変形や荷重に対しては目視による点検が主体であるとのことです。
そこで画期的なチェーンの調整器具が開発されました。
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チェーンの調整が10秒で…しかもミリ単位で調整可能です。

